[柿渋商品のご紹介]
優れた効果を持つ自然素材、 「柿渋」を使った襖紙をご用意しています。
—柿渋とは?
柿の果汁を自然発酵させることによりできる柿渋。これを塗ると水や湿気を防ぐ皮膜になることは古くから知られており、湿度の高い日本ではなくてはならないものでした。日本の農村風景に柿の木が欠かせないのは、こういった理由もあるのです。
—古くて新しい自然素材
柿渋には、豊富に含まれるタンニンの作用により、強い耐腐食性、耐水性、防カビ性、そして抗菌・消臭効果があります。近年、シックハウス症候群などで化学物質の問題が明らかになるにつれ、自然素材である柿渋の存在が再び注目されています。
—環境と人にやさしい柿渋商品
当社は、この柿渋を布へと応用できないか、試行錯誤を重ねてまいりました。その結果、風合 いも柔らかく、さらに色や柄も多様なものを作ることが可能になりました。見本帳の「ちどり」と「みやこ」が、柿渋を使った商品となります。柿渋のアースカ ラーにはリラックス効果があり、さらに抗菌・消臭機能でお部屋を快適に演出します。ぜひ「ちどり」と「みやこ」の襖紙をお役立てください。
—消臭とは?
襖紙の糸に柿渋染めを施すことにより様々な生活臭を押さえることができます。薬品を使用しないので安全性が高く、即効性・持続性に優れています。自然の力でお部屋の空気を爽やかに保てます。
<試験方法>
5リットルのテドラーバッグに提示試料(10×10cm)を入れ、所定濃度に調整した測定対象ガスを3リットル注入し、2~24時間後のガス濃度を検知管により測定。
使用検知管:アンモニア/NO.3リットル<(株)ガステック製>
ホルムアルデヒド/NO.91リットル<(株)ガステック製>
平成14年2月(財)日本科学繊維検査協会 大阪分析センター
–抗菌とは?
柿渋染めにより生活菌を押さえることができます。
襖表面に付着した細菌の繁殖を抑え、清潔で快適な環境づくりに役立ちます。
<試験方法>
統一試験法
供試函:黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus ATCC6538P
平成14年3月(財)日本科学繊維検査協会 生物試験センター